【6年生】修学旅行で台湾へ!②
【12月5日(木)】
この日は前日に比べて朝の時間に余裕があったため、希望者のみで朝の散歩を実施しました。集まったのは14名で、ホテルの南にある二二八和平公園へ。きれいに整備された園内の風景を楽しみながら鄭成功の銅像や二二八事件で亡くなった方の慰霊碑も見学し、台湾の歴史にも触れることができました。
ホテルに戻って朝食を取ると、グループで地元の大学生と台北市内を回るB&Sプログラムの開始です。それぞれ担当の学生さんと面会して簡単なあいさつを済ませて、グループごとに出発しました。我々引率教員は中正紀念堂、台北101タワー、台湾歴史博物館などを巡回して児童の様子を見ていましたが、どのグループも少人数であることのメリットを活かしてたくさんの見学地を巡り、台湾を満喫していました。最後に全グループ共通で訪れた寧夏夜市は地元の方も非常に多く、混雑していましたが、「これぞ台湾!」という雰囲気と食べ物を楽しんでいたようです。今回担当してくれた学生さんはみな穏やかでとても優しく、さらにこのプログラムを何度も経験している人たちばかり。子ども達の経験のために路線バスを使ったり、地元の人ならではのお土産情報をくれたりと、子ども達の目線に立って案内をしてくれていることがとてもよく伝わってきました。こちらの予想以上にみな日本語が上手で、英語コミュニケーションの面からは若干の物足りなさもありましたが、最も重要な安全面では大きな問題もなくプログラムを実施できました。
ホテル到着後には、希望者のみでホテル最上階の展望スペースへ。きれいにライトアップされた台北101や台北駅をバックに写真をたくさん撮って、台湾最後の夜を楽しみました。
【12月6日(金)】
台湾での4日間もあっという間に過ぎ、帰国日となりました。この日は早めの起床に短めの朝食時間、そしてスーツケースの荷造りと忙しない朝でしたが、皆の協力もあって予定時刻前にホテルを出発することができました。空港でお世話になったガイドの黄さんにお別れをして飛行機へ。復路も往路と同じスターラックス航空で、充実した機内サービスを楽しみながら帰ることができました。そして成田空港に無事到着です。「うわー、日本語がたくさんある!」「やっぱり日本が一番いいや!」と安堵する子ども達の姿を見て、今回の旅行が日本の文化や環境の良さにも気付くきっかけになったことも感じられました。
たった4日間でしたが、子ども達にとっては内容の濃い、充実した4日間だったと思います。英語コミュニケーションの大切さ、異文化に触れる楽しさ、台湾の人々の温かさ、そして日本文化の素晴らしさ。これからの人生において大切なものをたくさん経験し、学び、感じた修学旅行となりました。