活動レポート

【全校】音楽鑑賞教室(コンサート)がありました

鍵盤ハーモニカ奏者であるTOMMY CHOさんのスペシャルコンサートが全校対象に開催されました。

 

鍵盤ハーモニカとは思えない迫力のある演奏で、終始私たちを魅了してくださいました。

 

『かえるのうた』の変奏曲からはじまり、リズム遊びで盛り上がりました。

子どもたちのリズム感が良くてTommyさんもびっくりされていました。

お話の中では、「音色や声色は正直」「表情や心の声をきく」、そして「笑顔や、やさしさ」がとても大切なことだと教えていただきました。

音楽も実は目に見えることを、実感をもって知ることができました。

 

また、各学年持ち寄っていた自分の鍵盤ハーモニカで、TOMMY さんとコラボレーション!

学年ごとに異なる音やリズムが、アンサンブルとなって素敵なハーモニーが講堂内を響かせました。

 

 

オリジナル曲の『望郷』

子どもたちもよく知っている『情熱大陸(葉加瀬太郎)』では、一番の盛り上がりを見せました。

1時間のコンサートはあっという間に終わりの時間に。

アンコールにもこたえていただき、最後は「ふるさと」を披露していただきました。

 

児童の感想で多かったのは、「自分たちの身近にあった鍵盤ハーモニカがこのように迫力と美しい音色を奏でることができるのだ」という驚きの声が多く聞かれました。

これから鍵盤ハーモニカをもっと大切にしたいという気持ちが膨らんだようです。

 

音楽の力をあらためて感じさせられたコンサートになりました。

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★Tommy CHOさん プロフィール★

大阪音楽大学卒業後、トランぺッターとして日本と母国の台湾で活動を開始。1995年、阪神淡路大震災で被災。楽友を亡くし明日の見えない絶望の中、震災瓦礫に埋もれた一台の鍵盤ハーモニカを見つけ救い上げる。その音に生きる意味と希望を貰い、音楽家として再起を果たした。被災経験をもとに、「震災復興支援Tommyココロプロジェクト」を立ち上げ、台湾地震、中国四川地震、信越地震、東日本大震災などの現地に入り、災害支援活動を行う。

2007年、2008年、アメリカオースティンで開催された世界三大音楽祭「SXSW」(サウスバイサウスウエスト)の全米オーディションで勝ち抜き、日本代表アーティストとして2年連続で選出される。フランスの「モンブランTV」やNHK長野テレビ「ひるとく」、テレビ「ぐるっと関西」などで特番が組まれ、テレビ朝日ではキスマイ(Kis-My-Ft2)と共演など、多くのメディアに取り上げられ鍵盤ハーモニカブームを引き起こした。2017年から5年間、長野県千曲市の公式観光大使任命。現在、「音楽は森を救う」プロジェクト主催。森林間伐材を用いた世界初となる木製鍵盤ハーモニカの設計・製作の全工程を手掛け、全国鍵盤フィルハーモニカオーケストラを主催するなど、正に鍵盤ハーモニカ界屈指のパイオニアとして国内外で幅広く活動している。