【3年生】はじめての社会科見学!スーパーへ行ったよ!
5月中旬、3年生は初めてのスーパー見学を実施しました。初めての社会科見学、みんなドキドキ。
スーパー見学に行く前に、学校ではいろんなことを準備していきました!
社会ではスーパーについて事前学習をし、スーパーの工夫の予想を立てました。探究では「目的を持つ集団が社会を形成する」というUNITで、スーパーの店員さんたち(集団)が、どのような目的ではたらいているのかを考えました。
また、道徳で「ていねいな言葉遣い」に触れ、社会科見学の際、ような言葉遣いや行動を心がけたらよいか、みんなで考えて練習をしました。
いよいよ当日。今回は近所のデリシア吉田店さんにお世話になりました。店長と副店長さんがお店の説明をしてくださいました。普段わたしたちが見かけている店内だけではなく、バックヤードと呼ばれる裏側の施設も見させていただきました。トラックによる、商品の搬入口、事務室、調理場、大きな冷蔵庫・冷凍庫、たくさんの在庫…!
子どもたちは、「スーパーの裏側はこんなふうになっているんだ!」「裏でもこんなにたくさんの店員さんたちが働いているんだ!」と、新しい気づきで興奮気味。
質疑応答の時間では、「店長さんって何をしていますか?」「1日何人ぐらいのお客さんがくるんですか?」と、気になる質問がどんどん出ました。
スーパー見学後の授業では、国語「仕事の工夫をまとめよう」で、スーパー見学で学んだこと・調べたことを、段落に分けてまとめる書き活動に取り組みました。児童それぞれが気づいた視点を、見学の様子を通してまとめることができました!
また、探究では「集団が目的をもっていなかったら、社会はどうなってしまうのか」という問いを深めました。スーパーで働く人々は「お客さんのために」という目的で働いています。もし彼らが目的を持たずに働いていたらどうなってしまうのだろう…。
店員さんたちが目的を持たなかったら…
「なまける人がでてきて、商品が適当にならんでしまう」「店員さんが明るい挨拶をしてくれなくなっちゃう」「野菜やお惣菜も新鮮じゃないものが適当にならんでしまう」「お店にお客さんは来たくなくなる」など、スーパー(社会)がうまく機能しない(形成されない)ことを実感しました。
そして、これはどの集団も同じで、クラスでも家族も国レベルの集団も目的がないと「けんかや、戦争がおきてしまう」「クラスのみんなもバラバラの関係になってしまう」といった考えが出ました。
今回のスーパー見学から、みんなが目的を持つことでその集団の社会が成り立っている、という学びを深めることができました!