【3年生】初めての宿泊体験~1日目~
探究『私たちは自然とともに生きている』の活動の一環で、飯山戸狩で一泊二日の宿泊体験を実施しました。
2年生の冬に雪体験でお世話になった戸狩温泉のお宿にお世話になり、夏の飯山の生活を体験させていただくためです。
3年生にとって初めての宿泊体験だったこともあり、「早く行きたい!」「楽しそう!」というワクワクと、「家族と離れてさみしくないかな…。」というドキドキが入り交じった気持ちで当日を迎えました。
まずは、飯山市の”ふるさと館”へ。
ここでは、飯山の地形や自然などの特色、昔の生活や歴史などを学ぶことができました。
「飯山の人は昔からこんな生活をしていたんだ!」「飯山にはこんな生き物がすんでいるんだ!」と、飯山のことを学びました。
次の”なべくら高原・森の家”では、昼食をはさんで活動しました。
午前中は、ブナ林の秘密に迫りました。
『ブナの木の表面に黒い線の跡がついているのは、ブナの木が葉っぱで受け止めた雨水を木の幹の表面を伝わせて自分の根元に送っているためなんだよ。』『森の地面がフカフカしているのは、雨水や雪解け水を蓄えているからだよ。』など、森林散策しながら教えていただきました。
また、森の地面を掘ってみると、深くなればなるほど葉っぱが細かくなっていることに気づきました。そして、地面の層を掘り起こしてそこに水を流して、保水力の実験をしました。
ペットボトルで上から水をかけても、なかなか下から水が垂れてこない様子を見て、「葉っぱの層が水を含んでためているんだ!」という発見がありました。
午後には、ブナ林から流れ出た川で活動をしました。
川に棲む生き物を採集しその生き物を調べてみると、きれいな水に棲む生き物だということがわかり、「ブナ林で蓄えられた水は、きれいな水になって川に流れ込んでいるんだ!」ということに気づきました。
そのあとは各お宿へ移動し、農業体験をさせていただきました。
トマトや落花生の植え付けをしたり、玉ねぎの収穫をしたりしました。
畑では他にも、ピーマン、ナス、ズッキーニ、じゃがいも、枝豆、オクラなどたくさんの野菜が栽培されていました。
夜ご飯はお宿の方が用意してくださり、みんなでバーベキューをしました。
「みんなで食べるとおいしいね!」と言いながら、たくさん食べました。
夜はお宿の方にインタビューさせていただきました。
「夏の飯山では、どんな生活をしているのですか。」「飯山にはどんな生き物が棲んでいますか。」「飯山の特産品はなんですか。」など、事前に準備したインタビューカードをもとに、お宿の方に飯山の生活について教えていただきました。
丸一日思いっきり活動し、翌日に備えてみんなぐっすり眠りました。
2日目もどんな発見があるか、楽しみです…!!