お知らせ

【4年生】総合の発表と十歳を祝う会をしました

お知らせ

2月17日(金)の学校参観で総合の発表と十歳を祝う会を行いました。

総合では1年間学んできた平和学習を発表する機会となりました。

零戦パイロット原田さん(長野県出身)のDVDを視聴して戦争で平穏な日常を失っていったことを知り、無言館に行って戦没画学生の絵を鑑賞して子どもたちは画学生の想いに触れました。その中で、自分たちの住む長野県も戦争と深く関わっていたことを知り、長野空襲、松代大本営、満州開拓団、無言館について4グループに分かれて調べました。

調べていくうちに戦争の悲惨さとともに、自分がもし戦争の時代を生きていたらどうなっていたかを考えるようになっていきました。ウクライナとロシアの戦争のことをはじめ、平和がある今の生活は当たり前ではない、平和な社会を作って守っていくのは自分自身であることを認識していました。

 

 

発表では調べてきたことを、自分たちの言葉でわかりやすく説明していました。平和学習をふり返っての言葉では、自分のことに置き換えて話しているのがとても印象的でした。

また子どもたちは今回の発表を通して、仲間と協力して一つのものを作り上げていくよさを味わっていました。

 

十歳を祝う会は、子どもたちにとって10歳の節目を振り返る機会であり、周りの方々にお礼の気持ちを伝える機会でもありました。

お手紙の交換では、お家の方からの言葉を聞いて照れながらも「今までありがとうございました」「これからもよろしくお願いします」など自分なりの言葉で感謝の気持ちを伝えていました。お家の方から抱きしめてもらったり「生まれてきてくれてありがとう」という言葉を頂いて、自分たちが大切な存在であることを実感していました。手紙の交換は気持ちの交換の場となり、温かい雰囲気が漂っていました。

下校時に保護者の方から「十歳を祝う会がとてもすばらしかったです」「温かい気持ちになりました」「子どもたちの発表がしっかりしていて驚きました」という言葉を頂きました。

教室の輪かざりや黒板の画用紙の字などは子どもたちが率先して作成し、飾ってくれました。司会や発表用紙の貼り換えでは、それぞれに提案を出したりして、主体的に取り組んでいました。

総合の発表と十歳を祝う会を通して、子どもたちはまた一回り大きく成長したと思います。

4年生も残り1カ月となりましたが、1日1日を大切に積み重ねていき、5年生につなげていきたいと思います。