【4年生】社会見学で長野市清掃センターに行ってきました
今週の6月1日(水)に社会見学で長野市清掃センターに行ってきました。現地に到着してからは2つのチームに分かれて行動しました。1~4班は資源再生センターを、5~9班は環境エネルギーセンターを始めに見学しました。
資源再生センターでは、プラスチックとペットボトル別々に1メートル四方のブロック状に押し固め、周りを包んでからリサイクルする工場へ送る施設を見ました。プラスチックは300kg、ペットボトルは200kgのブロックに既に固められた物を見て「実際にブロックにしているところを見てみたいな」「運ぶところを見てみたいな」などの声が上がっていて興味津々でした。
その後は資源化施設の中に入り、ごみをクレーンで掴むところを実際に見ました。不燃ごみがダンピングボックスからコンベヤに運ばれていき、細かく砕かれて、リサイクルできる鉄とアルミを取り出される過程を図を見ながら説明を受けて、子どもたちは大事だと思うことを集中してメモにとっていました。
環境エネルギーセンターではまず最初に会議室でDVDを見て、環境エネルギーセンターのしくみと役割について学びました。その後エレベーターで5階フロアに上がり、ごみを投入するプラットホームとごみピットを上方から見ました。ごみクレーンが一度にごみ収集車2台分のごみを掴めることに子どもたちはとても驚いていて「あの大きさだったら何だって掴めるよ」「クレーンを操作している人はすごいな」とつぶやきが聞こえてきました。
ろ過式集じん器では有害物質を除去しているところを、蒸気タービン発電機では熱から発電し、それを公共機関に送電していることを、実際の機械装置を見ながら職員の方から説明を受けました。ただごみを焼却処理するだけでなく、発生した熱をサンマリーン長野に供給したり、溶かした灰でできたスラグをアスファルト、コンクリートブロックにして公共物として活用するなど、ごみを生かした後の有効活用まで学ぶことができました。
自分の家の近くのゴミステーションから運ばれた後のゴミの行方を知ることを通して、ごみと環境は密接に関わっていることを体感する機会となりました。