建学の精神

教育目標

全人的な人間形成を重視し、幼児・児童・生徒(以下、学習者)が主体的ならびに自律的な思考と言動を他者と協働しながら学ぶことで、生涯学習者としてのスキルを身につける。

理念

学校法人長野日本大学学園(以下、長野日大)は「ミライチェンジリーダー」の育成を目標に掲げています。急速なグローバル化にともない、将来の世代にとって、4つの能力を身に付けることが大切です。

  1. 1. 思いやりの心を持った人を育む
    foster compassionate people
  2. 2. 主体的ならびに自律的な態度を育成する
    develop independent and autonomous attitudes
  3. 3. 他者との協働による社会貢献を支援する
    support social contribution through collaboration with others
  4. 4. 生涯学習者を育てる
    nurture life-long learning

長野日本大学小学校は、幼小中高一貫した建学の精神のもとに、国際基準の教育プログラムである国際バカロレア(IB)教育を導入しています。
本学園の教育目標と理念の全文はこちらからご確認いただけます。
学校法人長野日本大学学園の教育目標と理念(pdf)

日大小での学び

  • 概念ベースの探究学習

    学校で突然始まる漢字や計算の仕方、日本の歴史などについての授業は、実際の子どもたちの生活と直接的につながっていないように感じられる場面があったりします。長野日大小では、実際の生活に転移可能な、概念ベースの探究学習を計画し、実践しています。そこでは児童の”声”と”選択”、”主体性”が大切にされ、児童のエージェンシーの発達が促されます。

  • 修得主義に基づいた本校独自の検定制度
    「N検定」

    「学んだかどうか」ではなく「できるようになったかどうか」を大切に、確かな学力を身につけていきます。修得を保障するものとして、本校独自の検定制度「N検定」を実施しています。合格までのサポート体制も充実しており、確かな力を身につけ中学校へと送り出します。

  • 漢字検定・算数検定・英語検定の受験を推奨

    漢字検定・算数検定は全校で受検し、毎年 95 %を超える合格率で結果を残しています。2023年に実施した漢字検定では、「優秀団体賞」を受賞しました。英語検定(希望者)では 5級~準2級まで個人の挑戦ができる環境を整えています。

  • 県内各地が学びのフィールド

    学びの場は校内にとどまりません。浅川探検や工場見学、スタジアム見学や県内のプロ選手とのスポーツ交流など、スクールバスで積極的に校外へ出かけます。学校と自然や社会を繋ぐことは、校内だけでは実現できない本物の学びを実現します。多様な体験活動を重ねることで、ゆたかな心を育んでいきます。

  • 体を動かすことがもっと好きになる
    PSPEデー

    「全校児童がスポーツに親しむ日」として、長野運動公園陸上競技場を貸し切って行うPSPEデーでは、走種目をはじめとし、球技や表現運動などさまざまな種目に取り組みます。走種目は短距離から長距離まで、得意を活かし自らの意志で走る距離を選びます。自分の選んだ種目を最後までやり通すことで心も体も一段とたくましくなります。

  • のぞいてみよう世界の国々「グローバルデー」

    JICA海外協力隊と連携して実施する、国際理解教育です。暮らし、気候・言語・文化・食事など、自分たちの「当たり前」との比較を通して、他者への理解を深め、ものごとを捉える視点を増やし、世界に羽ばたく素地を養います。

  • 自然体験で身に付ける「生きる力」

    信州のゆたかな自然が持つ教育的価値を最大限活かした自然体験活動を実施しています。常に変化する自然に触れることは「なぜだろう?」という探究心を育み、目の前の課題を解決していく力が培われていきます。

  • 長野の魅力を世界に発信する
    幼小中高合同プロジェクト

    「長野県の魅力を世界に届ける」を目標に、小学校4年生から高校3年生までの異年齢チームで活動しています。児童・生徒が主体で、長野北信地域の魅力的な商材を海外の店舗に置くことを最初のゴールとし、協力企業・農家・行政と広く連携を図りながら、世界を目指すチャレンジを続けています。

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