【5年生】探究活動UNIT3
UNIT3「私たちの生活は、責任を伴う経済活動に支えられている」の活動で、企業について調査していました。活動を通して、『経済とは何か。』『企業は社会の中で必要なのか。』『私たちが企業に求められるものは何なのか。』『企業にはどんな責任があるのか。』など調べました。
企業調べの中から、社会の単元である「工業生産とわたしたちのくらし」から、自動車生産について日産自動車のオンライン工場見学をしました。自動車ができるまでにはどのような工程があるのか、どうやって自動車が組み立てられるのかなど、オンラインでしか見られない工程、機械なども見ることができてとても有意義な時間を過ごすことができました。
企業について、長野県内のいろいろな企業について調べてみました。規模や業務内容、地域との関わりなどを調査しました。複数の企業の経営理念や行動方針には、「お客様のために」「生活のために」「地域、未来のために」といったものが多かったです。また、どの企業も地域貢献、SDGsなどさまざまなことを実践していることがわかりました。調べた企業の中から、1つ選んで実際に訪問してみました。訪問させていただいた企業は「株式会社直富商事」です。直富商事は缶や古紙、鉄や銅などの回収・リサイクルといった静脈産業を中心に事業を展開しています。ごみの処理については4年生ですでに学習済みでしたが、今回は UNIT3 でみんなにプレゼンしてもらった「企業について」をテーマに見学させてもらいました。工場見学だけでなく、企業理念や経営方針、SDGs 活動についてなど、木下社⻑からお話をしていただきました。普段聞くことのできない経営者からのお話に、みんな熱心に耳を傾けていました。企業について学習した後に経営者から直接お話を聞くことができ、多くの学びを得ることができました。
今回の探究活動を通し、経済の機能・企業の担う責任、私たちの生活との密接な関係についてたくさんのことがわかりました。この経験を活かし、地域のこと、長野県のこと、世界のことに目を向けて未来について考えていけるようになってもらいたいです。