【3年生】火おこしに挑戦!~秋の自然体験~
3年生、秋の自然体験がありました。タイトルにある通り、火おこしに挑戦です!
この日の自然体験に向けて、1カ月前から火おこしの練習に取り組んできました。
まいぎり式の火おこし道具を使い、木くずを作って、その火種から火をおこしていきます。
自然体験では、「コミュニティ」「コミュニケーション」「責任」などの概念を大切にしてきました。
Unit3の探究(8,9月)「私たちの生活の変化を技術の進化と相互につながっている」で、昔の道具の大変さや、技術について学びを深めた子どもたち。昔ながらの火おこしの方法を知り、火をつける、その日で料理をする大変さを体感しました。
10月からはUnit4「私たちの行動は人間関係の構築に影響する」の探究に入っています。火おこしは4.5名でグループを組んで活動します。この「コミュニティ」の中で、どのような「コミュニケーション」をとれば、みんなで火おこしがうまくいくのか、試行錯誤してきました。
棒に力を入れて押す人、道具を押さえる人、火種の様子を見守る人…、火おこしにはいろんな役割があり、1人の力ではうまくいきません。火が上手につかないことの方が多い中で、コミュニティの雰囲気づくりや、お互いの言動を意識して「責任」を持つことも、今回の活動でとてもカギになってきました。
毎回、火おこしの振り返りでは、「コミュニティのよかったところ、うまくいかなかったところ、これからどうすればよいか」などをチームで振り返ってきました。
練習ではだんだんと火を起こすことができたチームもあり、それぞれに成長が見られる1カ月でした。
当日は、火を起こすだけでなく、その火を薪をくべて大きくしました。そして、その火を使って飯盒炊さんでごはんを炊き、ソーセージも焼きました。朝から火を起こし、料理をして、お昼を食べたのは午後1:00ごろ。
みんなへとへとでしたが、それぞれに「コミュニティ」内での「責任」「コミュニケーション」を大事にして、自然体験を充実させることができました。
みんなで頑張ると嬉しいね!疲れた後のごはんは美味しいね!素敵な思い出を作ることができました♪