活動レポート

【1年生】10月の活動報告です!

10月になり、少しずつ秋も深まってきました。

秋といえば実りの秋。1年生も日々の充実した活動を通してますます学びを深めています。

 

10月6日には、広々とした東和田運動公園の陸上競技場にて、IB(国際バカロレア教育)の概念を盛り込んだ新たなスポーツデー「PSPEデー」が実施されました。自分自身で頑張りぬくこと、友だちと協力し合うこと、考えること。1年生なりの素晴らしい姿をたくさん見せてくれました。

そして、教室で心に残っている場面を描いてもらった際にも、クレヨンで画用紙いっぱいに描きながら友だちと楽しそうに当日の思い出を語り合っていました。そこには、自分の頑張り、友だちの頑張り、一緒に頑張ったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、楽しかったこと・・・。たくさんの思いがあふれていました。

発表の場としてだけではなく、成長の場、これからの成長のきっかけの場としてのPSPEデーが、充実したものになって本当によかったと感じています。

 

 

10月10日、予備日まで天候に恵まれず実施できなかった自然体験学習。今度こそ、と思っていましたがまたしても前日の雨で実施できず・・・。どうしても諦めきれず、戸隠に向かいました。お弁当を食べている最中に雨が降り出し、ほぼ半日での活動とはなりましたが、1年生はみんな、しっかり楽しみ、たくさんの気づきや発見もあったようです!

 

 

10月19日には「文化芸術による子ども育成推進事業」としての演劇の巡回公演がありました。

講堂の中にステージが設置され、「本物」の演劇を1年生は最前列で鑑賞しました。

素敵な楽器の生演奏と共に、何よりも印象に残ったのは演者さんたちの圧巻の「声」でした。時に感情豊かに、時に迫力満点に、1年生はその演じる「声」の世界に圧倒され、あっという間に時間がすぎていき、終わった後もまだ少しふわふわと演劇の世界の余韻にひたっていたようでした。

 

 

10月20日は農業体験の2回目でした。1回目にじゃがいも掘りを体験させて頂いた際、「秋には大きくなってみんなのことを待っているからね」と見せていただいた小さな落花生が見違えるほどたくさん茂った畑。力を込めて引き抜くと本当にたくさんの落花生がついてきて思わず「わ~!!」と歓声が上がります。落花生の収穫が終わりに差し掛かったころ、おいしいおいしい焼き芋の差し入れが!同じ畑で育ててくださっていたサツマイモを、子どもたちが落花生掘りをしている間に藁で焼き芋にしてくだいました。ちょうどお腹も減ってきたタイミングでの焼き芋の登場に「やったー!」と再び大歓声。たっぷりお土産の落花生をいただき、午後は南長野運動公園に場所を移して、お弁当を食べてからは秋探しをしたり遊んだり。たっぷり楽しんだ一日でした。

 

 

10月26日、今月も地附山に出かけました。秋も深まり始め、これまでとはまた違ったたくさんの学びがありました。

今回も愛護会の方に同行していただきながら散策を行い、出発前には実際に前日駆除したというオオスズメバチの巣(中にはまだ生きている幼虫や蛹が!蜂の子のサイズにびっくり!!)を見せていただいたり、木々の葉の色の変化の様子を教えていただいたりしました。歩き始めると、以前と同じルートを通ったからかすぐにいろいろなことに気が付き始める1年生。「あ!葉っぱの色が変わってる!」「実がなってるよ!」「これは何?」等々元気いっぱい進んでいきます。そして、目の前に夢中になっている1年生の様子を見ながら、ここぞというポイントで「あれを見てごらん」と、上から赤・黄・緑と見事なグラデーションになった樹木に目を向けさせてくださる愛護会の方々、本当にありがたいです。

これまでの地附山での学びをもとに、現在IB探究のUnit4のまとめを進めています。春・夏・秋と季節と自然の変化を体験してきた子どもたちがどう探究を深めていくか、楽しみです!

 

 

       

10月の締めくくりといえばハロウィン!

今年も10月に入ってからの英語の授業でALTの先生を中心にハロウィンの文化について学んだり、ハロウィンにちなんだ英語の歌や掛け合いを楽しんできました。そして、2年生が素敵なハロウィンパーティーを企画してくれました。思い思いの仮装をしたら、みんなで歌を歌ったり、それぞれの学年からの発表をして、さあその後はお楽しみの「Trick or Treat Game」です。ペアになった1・2年生が校舎をめぐり、お菓子を持ったモンスターと出会ったら元気いっぱい「Trick or Treat!」。お菓子を貰ってとっても嬉しそうな1年生でした。

 

今回もたくさんの活動をしてきた1年生ですが、11月は読書月間を中心に、ちょっとしっとりとした時間を大切にしたいと考えています。静かに種に栄養を蓄える地附山の木々のように、腰を据えて学びを深める時間も大切にできる月にしたいと思います。