【6年生】戸隠で自然体験キャンプを実施
6月29日より、2泊3日の自然体験キャンプを戸隠にて実施しました。梅雨時と言うこともあり、キャンプ前には雨も心配されましたが、蓋を開けてみると雨は一滴も降らず、3日間とも素晴らしい天気に恵まれました!日中は暑かったものの、タープなどの木陰に入ると爽やかな風が通り抜け、市街地に比べるととても過ごしやすく感じました。
キャンプ成功のカギを握る第1日目。テントやタープを含むキャンプサイト設営だけでなく、火おこしや調理、サイト用のクラフト作りもありハードな1日でした。この日をうまく乗り切るべく、今年は事前に役割分担を明確にし、計画表を立て、前回以上に責任を持って活動に取り組めるよう準備をしてきました。その結果、「誰かがやってくれるだろう」ではなく、「自分がやらなくては」と言う意識が生まれたことに加え、去年の経験も生かしながら各グループとも見違えるほどスムーズに準備を進めることができました。自分の作業が早めに終わると他の人を手伝ったり、先のことを考えて準備が終わったらすぐに片付けを始めるグループが出てきたりと、自ら考えて行動する姿があちこちで見られたことも大きな成長の証だと感じました。
また、今回は2泊だったことで時間の余裕ができ、2日目のネイチャーゲームや児童企画、3日目の小鳥ケ池への散歩やツリーイング、クラフト作りなど、自然を五感で感じながら楽しめる活動も盛り沢山で、たくさんの思い出ができたようです。加えて夜の活動として初日にはキャンプファイヤー、翌日には灯籠鑑賞もありましたが、特に図工や書道の時間を使って平和の想いを込めて作成したメッセージ入りの灯籠に灯りが着いた瞬間、暗闇に浮かび上がる約40個の光の美しさに感嘆の声が出ていました。
今回でキャンプを伴う自然体験は終わりになります。中庭でのプレキャンプも含めて経験を重ねた子どもたちは、モノに限りのある環境の中で自分たちで協力しながら生活することの厳しさを学ぶと同時に、その楽しさややりがいも感じてくれたと思います。